穀物クリーニングアッパーシーブの機敏な動作によるサイドレベリング機能を用いて、あらゆる条件下において最大20%までの勾配に対応し、動きを補正します。このシンプルな3DクリーニングシステムとAUTOCONTOURとの組み合わせは、理想的な傾斜地用の仕様と言えます。3Dクリーニングシステムによる傾斜地での利点アッパーシーブとロワシーブはそれぞれ、反対の方向に動きながら、高性能クリーニングを実現します。さらに、特殊なシーブの網目と丸型のルーバーにより、効率的な気流を作ります。どちらのシーブも、CEBISモニターから調整できる電動シーブです。これは、収穫条件の変化に応じて、キャブ内から素早く調整対応できることを意味します。電動シーブグレインメーター(オプション)は、ロワシーブの端にある2つのセンサーを用いて、アクセラレーターに戻される作物の中のグレインの量を測定します。フォトセルを使用して戻される作物を計測し、全体積に占めるグレインの割合を計算することができます。CEBISモニターではこのデータを簡単に読み取ることやセンサーの感度が設定でき、必要に応じて最適化できます。グレインメーターがリターンの量を分析プレパレーションフロアで、作物はグレイン(下層)とチャフとストロー(上層)に事前選別されます。これにより、アッパーシーブへの負荷が低減され、クリーニング能力が向上します。このプラスチック製のプレパレーションフロアは前方のストーントラップから引き抜くことができ、清掃が容易です。プレパレーションフロアによるアッパーシーブへの負荷軽減リターンエレベーターを介してアクセルレータードラムに戻された作物は、そこから均一に分散されて再度脱穀システムを通ります。このときのリターンの作物の脱穀ユニットへの供給は15L/秒で、新型LEXIONの高い処理能力に最適な速度となります。リターンの作物は脱穀ユニットに均一に分散リターンエレベーターに取り付けられたフォトセルで作物のボリュームを測定し、CEBISモニターにリターンの数値を常時表示することにより、オペレーターの視線移動を低減します。リーターンボリュームの電子計測オペレーターがキャブのシートに座った状態でリターンが直接見えるように設計されており、リターンを目視しながら最適な設定ができます。シートに座ったままでリターンをモニター9
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