最新技術で作業がますます楽に!
絶え間なく進化する新しいクラースの技術
大型機械になればなるほど使いこなすのは難しい。だがジャガーは、知識がなくても比較的容易に操作出来るようになっている。そのため、不慣れなオペレーターでも非常に短い時間で安全かつ確実に機械を操作し、その性能を最大限に活用できる。今回は、クラースの先端技術が生んだ自動サポートシステムで更に便利になったジャガーの魅力について迫る。
セビスシステム
セビスは情報・操作・記録・モニタリングを集中管理できる多機能な電子システムだ。モニターのタッチスクリーン操作で、オペレーターは多くの機能を素早く容易に行うことができる。

4つの操作方法
- タッチスクリーン上を軽く叩いて、すべての機能に直接アクセス
- 7つの設定をお気に入りとしてプログラムし、CMOTIONコントロールレバーのスイッチでアクセス
- セビスロータリー/プッシュスイッチ、ボタンでアクセス
- 多機能レバーで直接調整
例えばセビスでこんなことができる!(オプション含む)
- 最大20件の収穫作業データ管理
- GPSによる収量マップの作成
- 一定刈高の保持(水平レベリング作動速度調整)
- 金属検知位置表示(インテークローラー)
- ナイフ研磨感知(細断ドラム内)
- 作業中の乾燥物含有量の表示
- 細断中のサイレージ添加剤投与
*添加量の制御・記録
*各機能モニタリング - 携帯チップカードへのデータ転送
- オンライン上作業モニタリング
- 後進時の視界安全確認
- 石探知システムの感度設定

他にもセビスシステムでは、オペレーターがフロントアタッチメント全体を見渡せるよう通常のスクリーン位置を右へ移動することが出来る。これにより、最適な視界が確保される。また、新しいステアリングコラムにより、ステアリングホイールの位置を最適化できるようになった。セビスでダイナミックステアリングを使えば、必要なハンドル回転数が調整でき、ホイールのわずかな回転でも枕地の操縦がこれまで以上に楽になる。
セモス・オートパフォーマンス
エンジンの出力と走行速度を自動制御
「セモス・オートパフォーマンス」は、ジャガーは設定されたエンジン速度を一定に保ち、収穫量に応じてエンジン出力と走行速度を調整。収穫量が増加すると、最初にエンジン出力が増加した後、走行速度が低下する。収穫量が少ない場合、エンジン出力は自動的に低下する。これによりエンジン速度が一定に保たれ、急激な負荷変動がなくなる。そのため、少ない燃料消費量と高い処理能力で均一な作物の流れを生み出す。つまりオペレーターは厳しい条件下でも安心して作業が行えるというわけだ。

今後も一歩先を行くクラースの技術に期待したい。