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クラースの
歴史

CLAAS’s history

クラース社の歴史

伝説のノッターがなければ、クラースはおそらく全く違う道をたどっていたでしょう。小さな村の鍛冶屋が世界最大農機グループの1つにまで成長を遂げた物語を紐解いていきます。

  • 1913 – 1929

    すべてはノッターから始まりました。

    アウグスト・クラースは、1921年にノッター機器の最初の特許申請をしました。更に特許は続き、同社が現在も製造しているストローバインダのように、なおいっそう丈夫で傑出した結束構造を開発しました。新しいノッターの卓越した技術が、ストローバインダの需要を劇的に増加させました。革新的なノッターデバイスは、今日における会社の経営を軌道に乗せ、その後の成長基盤を築き上げました。

    クラースの開発した革新的ノッター
  • 1930 – 1945

    コンバインハーベスターはそれまでの収穫機に革命を起こしました。

    穀物収穫部門のコンバインハーベスターに明るい未来を確信し、1930年にはクラースは初めてハーベスターの原型を造り始めました。 1936年、同社は「刈り取り-脱穀-バインダ」の機能を駆使して、ヨーロッパの穀物収穫に特化して設計を行った、最初の自脱型コンバインハーベスターを発表しました。これが、世界有数のコンバインハーベスターメーカーの1つとなる基盤となりました。

    クラースは自脱型コンバインハーベスターのパイオニア(写真は初期型のJAGUAR)
  • 1946 – 1968

    コンバインハーベスタースペシャリストへの変貌

    クラースがコンバインハーベスターのスペシャリストへの変遷を語る上でSUPER、EUROPA、MATADORという製品があります。同社は、大規模農場への時代の流れをすぐにキャッチし、更に強力で新しいコンバインハーベスターの開発に反映しました。ハルゼヴィンケルを拠点とした中小企業が世界有数のコンバインハーベスターメーカーにまで成長したのもこの頃のことでした。

    現在も尚、スペシャリストで有り続ける(写真は現在の主力ハーベスターJAGUAR)
  • 1969 – 1988

    CLAAS–収穫のスペシャリストとして

    1969年にザウルガウのBAUTZを買収したことで、クラースはフォーレージハーベスター分野にも参入しました。同時期に、ゲッピンゲンに本拠を置くSPEISER社のフォーレージハーベスターのノウハウも獲得し、すぐにザウルガウ事業部の製品と統合しました。このようにして、それまでクラースは刈り取り機、テッダー、スワーサー、自走給餌カートを製造していたコンバインハーベスターのスペシャリストから、収穫に於いて全てを網羅する大企業へと発展を遂げたのです。

    ノッターの発明から続く様々なノウハウを結集し、収穫のスペシャリストとしての道を歩む
  • 1989 –

    世界成長とデジタル化

    クラースは常に海外とビジネスを行ってきました。 1920年代にはすでに、最初のストローバインダの多くが海外で販売されていました。1990年代以降、同社はヨーロッパ以外の世界で存在感を強めています。たとえば、インド、アメリカ、ロシア、タイ、中国、南アメリカに新しい生産および販売拠点が設立されました。 2003年には、フランスのトラクターメーカーであるRENAULT AGRICULTUREの買収により、もう1つの重要な戦略的措置が講じられました。電子およびソフトウェア開発活動をCLAAS E-Systemsに統合することにより、クラースは将来別の主要セクターである農業セクターのデジタル化に焦点を当てることになりました。

    トラクターの生産ライン。収穫のみならず、世界の農業を牽引する企業として成長し続ける



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