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お客様に
何事もなく納車する

PROJECT STORY 05
すべてはお客様の最善を考えお届けすること。

西日本支社 物流チーム:小野寺 宏誠

未来のために今できることを考え、計画する

海外の農機を輸入して販売するということは、そこに必ず『物流』が存在するということです。特に農機のような大型のものを海上輸送するためには、いつ・どこで・誰が(どの船が)・どのように積み込んで、いつ・どこで・どの船が・どのように積み下ろしをするのかという綿密な計画が必要になります。もちろん、荷揚げされた後の国内輸送も重要です。みなさんにあまり馴染みがないかもしれない物流という仕事について、少しだけお話します。

具体的にはどのような難しさがあるんですか?

私たちの会社は、欧州各国中心に様々な国から輸入し、国内で販売・修理をさせて頂いております。そして、取り扱い商品も小さな作業機、部品からトラクター、コンバインを始めとした大型作業機まで様々取り扱っております。そうした世界の国と日本をどのように結んで、お客様までお届けするまでにどのように輸送するのかを考え、その時の状況に応じて輸送を全国の物流が繋がって考えていく事は難しさであり、やりがいでもあり、輸送しつづけていく事が物流の役割と思っております。海外から輸入する場合には、主に海上コンテナを利用しておりますが、コンテナに入らないような大型機械はRO-RO船と呼ばれる車両専用の輸送船を利用しております。これは、ちょうど車載可能なフェリーの、車輌を乗せる部分だけを大きくしたような船で、車両を自走させて乗船・下船することが可能で、船の大きさにもよりますが、一般乗用車6,000台程度を輸送できる巨大な船で、自動車を始め建設機械や私たちの農業機械など様々な車輌を輸送しております。主な輸入先である欧州であれば、輸送するだけでも2ヶ月近い航海となります。多くの時間が必要となりますので、通常は海外の工場出荷日を確認した後、大まかな日程を計算し、組み立てにかかる時間を加味した上でお客様へ納品させて頂ける日時を算出します。もちろん逆もあり、お客様が希望する納期から逆算して、いつの便に載せれば間に合うのか工場に連絡する場合もあります。自然相手の仕事でもあり、予定通りに進まなく、苦労する事も多々あります。

意識されない仕事ほど、良い仕事だと思います

なるほど。物流は、船の動きを考えて納期に間に合うように日本に到着するルートを考える仕事なんですね。

そうです。さらに、日本に到着してからのルートを考えるのも物流の仕事です。これもけっこう大変です。特に大型自走収穫機などは、通常の運送用車両やルートで輸送することが困難な時代に入ってきております。「道路交通法」を中心に各法律があり、コンプライアンス遵守の観点からも逸脱した輸送にならないように、企業努力を続けていかねばなりません。日頃より私たちの物流に協力をいただいている業者さんや協力会社の皆さんとも連携しながらお客様へお届けするために、いつ・どのように・どこの道路を通って輸送するなど事前に打合せし必要な手続きを行った上で、安心・安全にお届けできるよう心がけております。

コミュニケーションからアイデアが生まれます

道路選びまでするんですね。流石にそこまでは考えたことありませんでした。

ですよね。でもそれで良いんですよ。私たちの仕事は、できるだけスムーズに“何事もなく”お客様のもとに農業機械をお届けすることなんです。意識されないというのは最高の褒め言葉です。

普段からの準備が冷静さに繋がります

“何事もなく”届けるため、普段から心がけていることはありますか?

お客様の急なご要望に対応するなどの緊急事態は頻繁に起きるものではありません。ですが、いつでも対応できるように土壌をつくる意識をもって業務に取り組んでいます。運送業界はいま様々な問題に直面しています。たとえばトラック業界はドライバーの高齢化、人員不足でなかなか思い通りに走れないと言う時代に突入しています。その中で、スムーズに動くことが出来るよう依頼をすることは私たち荷主の責任だと考えています。普段から、無理のない依頼をするよう事前の計画を綿密に立てるよう心がけています。それが運送業者さんとの信頼関係に繋がり、緊急事態に全面的に協力してくださる協力態勢につながるわけです。これは運送業者さんとの関係だけの話ではありません。仕事全てにおいて、場当たり的な行動をとるのではなく、未来のために今できることを考えて行動するようにしています。

物流は会社の縮図かもしれない

速やかに対応できるかどうかは、関係する全社員が同じ方向を見て動けるかどうかにかかっています。幸いなことに、私たちMFMは、営業・サービス・技術といったお客様と直接対応する部門にとどまらず、私たちのような裏方も同じ意識のもとに、つまり、お客様の最善を考えるという目標に向かって行動することができています。それが、会社の総意だからです。また、私たちを取り巻く環境が近年大きく変化している事も運び続けるためには注視する事が多くあります。全世界規模で2020年1月より船舶のSox規制(燃料硫黄濃度規制)実施が控えておりますし、その他環境改善に向けた取り組みも各国がやらねばならなでしょうし、国内では運送事業者さんと私たち荷主双方のコンプライアンス、安全輸送確保に向けた取り組みも一層厳しく求められる事でしょう。こうした取り巻く環境が変化しようが”何事もなく”お客様へ農業機械をお届けせねばなりません。これまでもこれからも『未来を拓く』MFMメンバーとしての役割を果たしていきたいと考えています。

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