お問い合わせ

お客様の声VOICE OF CUSTOMER

北海道石狩郡当別町
(有) PRO FARMERS YAMAZAKI

山崎 晃義

掲載日:2020/03/23

作物・作業
総面積:約62ha
小麦 (約42ha)、牧草(約20ha)

本当の豊かさ幸せとは(第1編)

「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」という老子の言葉がある。満足を知る人は精神的に豊かであり、努力する人には志があるという意味だが、実際人間の欲望にはきりがなく、分相応で満足することは難しい。現代社会に生きる私達は特に「物質」や「お金」、「肩書き」といった「目に見える」ものに価値を見出し、自分と他人の「豊かさ」を比べがちだ。老子が説いた様に満足を知り、周囲に流されず「努力」に勤しんでいらっしゃる(有) PRO FARMERS YAMAZAKI代表 山崎 晃義様にお話を伺った。

どのような経緯で農業を始めたのですか?

何だかんだ言っても僕は農業が好きだって思ってた。むしろ中学卒業後農業やるつもりだったけど、たまたま農業高校に受かってしまって。高校時代、周りで「俺たちは長男=後継ぎだって親に刷り込まれたんだ」って話している人がいたけど、僕は違うと思う。農業や家業を継ぐことに全く違和感は無かった。

農業が好きで始めたんですか?

そうではないよね。今考えると根本の理由は母さんが農作業をしているのがすごく嫌だったからだと思う。家業を手伝い始めたのもそうだよね。昔の農業ってさ、家族経営で男も女も手を動かす大変な仕事なんだよね。だから、うちの嫁さんも弟の嫁さんにもさせないし、そうさせないように男手を揃えた。

実際農業を始めていかがでしたか?

農業を始めた最初の半年間は驚愕だったね。キツかったね。本当の農業がどういうものか全然見えてなくて、何も面白くねぇ(笑)自分は農業が嫌いなんだなって思った。今までのはただの「機械いじり」で、実際手を汚して農業をやってはいなかったってわかった。親は一切指示しないけど、管理の難しさを見せてくれたし、道を作ってくれたね。

お父様と2人で始めたんですか?

弟は別の仕事をしていた。親父が体調崩して一人で1シーズン農作業をやりきった時、大変で「1人では長続きしないな」って感じたね。それもあって誘ってみたら「実は俺もそのこと考えていた」って。ただ弟が帰ってきたからって親父が一線退くわけではないけど、表立った機械作業、管理作業は僕と弟で始めることにしたんだ。

取り組みは順調に行きましたか?

そうだね。休み以外は毎日30分~1時間くらい事務所で毎朝必ずミーティングをして、今日1日の作業の流れを話し合うんだよね。事務所を作った理由にもなるんだけど、何よりミーティングが大事。それさえやっておけば、変更があっても連絡取れば良いだけだから。ミーティングがうまく行ったら仕事は何でもうまくいく。

黄金色に光る山崎さんの小麦畑

もともと兄弟の仲が良かったんですか?

特別仲が良いとかではなくって、今まで生活がすれ違いだったんだよね。僕は中学卒業後5年間家に居なくて、帰ってきた時には弟が家を離れていた。一番「衝突する時期」ってあるでしょ、そんな時「喧嘩」をする暇さえ無かった(笑)。だからお互い知らないことが結構あって、今になって知りたくて話しをよくするんだよね。

家族経営で「苦労」を感じたことはありますか?

各自出来る範囲でお互い納得して作業を進めているから、仕事で特別苦労はない。「苦労」って大体「損得勘定」からくるでしょ。それに「苦労」って思ったら何でも「苦労」になるし。「金銭的、経営がうまくいかない」とかいうことで僕は「苦労」って感じたことは余り無い。家のお金の管理とかは嫁さんに感謝してるよ。自分がやりたいことを10年間やり切る事が出来たからね。

今後どのようにしたいとお考えですか?

僕も弟も家族があるから、今後子供を育てていく為に「どうやってうまく捻出していくか?」が一番課題だよね。自分が経営者として父・弟・自分3つの竈を回さなければいけない責任がある。だからって僕が「偉い」って訳ではないし、決定権があるわけじゃない。弟や親父の理解を得ながら進めていく「プロジェクト」みたいなもんだから。だから作業を簡易的にするっていうことも大事だと思うけど、慎重に考えている。

なぜ慎重に考えているんですか?

経費が掛からないよう、大型機械を買って作業が簡易になっても、収入が減ってしまったら意味がないから。特に北海道は年1作だから失敗は出来ないし。機械を買うっていうことはある意味リスクにもなる。

「作業効率化を機械で」という考えはなかったんですか?

弟がいるから人手はあるし、周りが機械を大型にしていく中で、作業の手間を省くために敢えて「機械を買おう」という考えはなかった。コンビネーション作業を試したいっていう気持ちはあったけど。ただ、自分たちの作業状態に一番見合っている機械かどうかを見ながら、今までずっと探してはいる。

クーンのパワーハロー(注1)をおススメしたのですが、使ってみていかがでしたか?

いつもだと土を熟そうと何度も畑に入るけど、これならその回数も減るし、単純な話、燃料代が掛からない、圃場も傷みづらいし、これもアリかなって思った。今までの作業体系を見直すキッカケを作ってもらえたと思う。

購入を決定される要因は何ですか?

これから先の経営ビジョンにあっているかどうか。値段もあるけど、必要だと思える時に商品の話しがあるかどうかのタイミングはある。

印象的だったエピソードはありますか?

以前MFMから買った中古のクラースのコンバインが作業初日に故障したことがあった。運悪く部品がなくて1シーズン使えなかった。その時僕も若かったから、言い方がキツかったのかな。「新車なら壊れないの?」って聞いたんだよね。だけどその裏には中古でも十分使用できるという「安心」がほしかったからなの。でもこの故障で試すことさえ出来なくなった。実は最初からこのコンバインを大型コンバインの勉強のつもりで買って、2年ぐらい使ったら直ぐ新しい大型コンバインに入れ替えようと思っていたんだ。

それで新車を購入されたんですか?

・・・

さて、この後山崎さんは新車を購入されたのでしょうか? 続きは第2編で!乞うご期待!!

※注1

パワーハロー:砕土・整地機。土壌を最適な状態に攪拌する。

 

 

 

(有) PRO FARMERS YAMAZAKI

北海道石狩郡当別町

作物・作業
総面積:約62ha
小麦 (約42ha)、牧草(約20ha)

所有されている商品
マッセイ・ファーガソン社トラクター
クラース社自走式ハーベスター
クーン社パワーハロー

お客様の声一覧に戻る

Copyright © エム・エス・ケー農業機械株式会社 All rights reserved.

© エム・エス・ケー農業機械株式会社