パワーティラー
ELシリーズ

《パワーティラーELシリーズ WEBカタログ》

頑丈でパワフルな設計

カルチローター(標準仕様)
カルチローターローラーに装着されているカーブしたブレード(C型またはL型)は、残渣物を土中でしっかり攪拌し一定の仕上がりにします。それぞれのフランジに6枚装着されているブレードは土中に刺さり込み、ローターに掛かる動力を吸収します。

カルチティラー(受注発注)
絶妙に配置されたカルチティラーのまっすぐなブレードが土を持ち上げ、残渣物を切断します。左右に角度が付いたファストフィットタインが土を端から端に動かし、きれいにならすだけではなく、手入れが行き届きにくく作業が困難な圃場もきれいに仕上げます。

カルチプラウ(受注発注)
高密度に装着されたカルチプラウのタインが土塊を粉々にする一方で、ローターに土が詰まるリスクを軽減します。左右に角度のあるタインが土を端から端に動かし、きれいにならします。

クイックリリースシステム

カルチティラー
それぞれのナイフはリンチピンにより安全に固定されています。ナイフはサヤ形状に装着されます。わずか数分でナイフの交換が可能です。

カルチプラウ
わずか1本のボルトを緩めるまたは締める事で、ナイフを容易に脱着できます。メンテナンスも簡単です。

ローターの両端はシンプルかつ頑丈に装着されており、素早い脱着が可能です。また、ローターを完全に取り外す事で、ナイフ交換を容易に行えます。

信頼できるローターの駆動

大径ローターへの動力は、ギヤドライブ全域から伝わります。ギヤホイールは硬化スチールケース製でオイルバス式のため長寿命を実現します。駆動ピニオンは両側のベアリングにより維持されており、ギヤの動作を維持します。ローターハウジングは二重構造の金属面のシーリングによってしっかり密閉されています。

すべての型式に設定調整が可能なトルクリミットスリップクラッチを搭載し、衝撃や過負荷から駆動ラインを保護します。

独自のフード設計

リアフードとローターの間隔が狭いⒶの場合、フラップ①を外向きにする事で砕かれた土の一部がローターの前まで戻り、砕土性を向上させます。

土が湿っていたり作物残渣が多い場合は、Ⓑの様にリアフードを開けてローターとフードの間隔を広げてフラップを内向きにし、砕土性を抑えます。

様々な圃場に対応可能なクーン純正ローラー

クランブラーローラー
直径390㎜で乾いた土壌に適します。詰まり防止のために、必要に応じて脱着可能です。

マキシクランブラーローラー
直径520㎜で、回転による抵抗を削減し、土の蓄積を軽減します。石の多い耕地でも高い耐久性を発揮します。

パッカーローラー/パッカーPK2ローラー
直径485㎜のパッカーローラー及び直径515mmのパッカーPK2ローラーは、高い破砕性と圧縮効果で最適な播種床を形成します。鎮圧された土壌や表面が軟化された土壌に適応します。

マキシパッカーローラー
直径535㎜で、回転の抵抗が小さいため、牽引力を低く抑えます。軽い土壌でも深く刺さらずに柔らかく仕上げます。

スチールライナーローラー
直径550㎜で、回転性に優れ、土をスムーズに移動します。硬く乾燥した土壌では土塊の破砕性を改善し、水はけの悪い困難な作業条件下でも高品質の土壌を形成します。

パックライナーローラー
直径592㎜で、クーン独自のプリズム式の構造にてセルフクリーニングを行い、一定した畦を形成します。軽い土壌に最適で、粘土質な土壌にも対応します。