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お客様の声VOICE OF CUSTOMER

北海道石狩郡当別町
(有) PRO FARMERS YAMAZAKI

山崎 晃義

掲載日:2020/06/01

作物・作業
総面積:約62ha
小麦 (約42ha)、牧草(約20ha)

本当の豊かさ幸せとは(第2編)

北海道当別町で農業を営んでいらっしゃる(有) PRO FARMERS YAMAZAKI代表 山崎 晃義様のインタビューの第2編。買った中古コンバインが作業初日に故障するという災難に見舞われた山崎 様。ただ「安心感」がほしくて「新車なら壊れないの?」と思わず聞いてしまったのですが・・・果たしてその後は?

それで新車を購入されたんですか?

いや、「新車は売れません」って断られた。

ええーっ?!

大型コンバインを買うつもりで用意もしていたからホントに困った。だって「ほしい機械」が買えないんだもん。結局別の機械を買ったけど、すっごい不服。使っている間ずっと不満で何も楽しくない。「いつか入れ替えてやろう」ってずっと思ってた。

不満であった理由は何でしたか?

その買った機械が悪いんじゃなくて、ずっと前から「コンバインを買うならクラースだ」って決めていた「気持ち」が強かったから。

イチオシのコンバインと小麦畑

クラースのコンバインと決めた理由は何だったのですか?

キャビンがいい。長時間運転しても、ストレスなくすごせる。中から調整ができるし、あんな静かなのは無い。エンジン全開していて、子供と乗っても普通に笑い話が出来る。コンバインがいいって言うのも当然あるけど、作業が楽しくなる。販売店がMFMっていう理由もある。

なぜそこまで?

うちの親父が未だ若かった頃、恐らく町内でかなり早い時期にMFを買って、周りの人から「この赤いトラクター何だ?!」って驚かれたの。それからずっと親父はMFM。「MFがイイ」って。擦り込み(笑)って言われればそれまでだけど、僕も他の機械は興味ないね。

なぜですか?それは見た目の良さですか?

それもある。機械のカッコ良さにも惚れて親父も最初は3000シリーズ。6200シリーズはクラッチが変わったからっていうのもあるけど、僕はやっぱりカッコ良さが気に入ったから。

他にありますか?

ロスなく作業できるっていうのもあるけど、何かトラブルがあったときにサポートしてくれるかどうかは大事だね。一番イヤなのが特にコンバインを使っている時にある「故障」への不安。特に小麦って収穫時期にちょっとでも雨に当たったら売り物にならなくなるから、リスクを背負っているし。どんなことでも「売る人」「買う人」お互いのことを考えながら進めていかないといけない。「金出す人」が決して偉いわけではないから。僕は「機械屋さんに助けてもらっている」って思ってるよ。

仕事をしていく中で大切にしていることは?

自分が専業農業を生業としていることに対してのプライドだと思う。自分達は「農」じゃなくて「農をしている。1次産業だから底辺だけど、大事な産業の一部をしていると思う。
僕なんか自分の畑の「面積」を専門学校の先輩に言ったら「実際それで食っていけるんだ」って驚かれた。農業していると「面積」=「収入」が大体わかるんだよね。一般的には作物を何種類も作ったほうが生活は安定する。儲けも大事だけど、仕事の忙しさでなるべく家族を犠牲にしたくないね。

理想の「仕事」とは?

一番いいのは能力の8割5分を使って余力を残した生活が出来ること。それが、余裕になって最後「笑顔」に変わる。「ガンバんなきゃ」って思うと必死になって笑えなくなる。サラリーマンみたいな生活は出来ないけど「なるべく休みは取ろう」って思っている。そんな姿を見て、子供も自分が感じたように「農業面白そうだな」って思ってくれるかもしれない。これからの農業がどんな風になって行くかわからないけどね

これからの農業で大切なことは何でしょうか

農業者の勘は大事だと思う。コンピューターのデータだけでは割り出せない部分ってあるから。だから先人達はスゴイよね。僕なんか、わからないから親父に言われて書き始めた営農日誌だよ。これ見てればさ、過去の日誌から現状の変化が見えてくるし、バックボーンになっている・・・って書きはじめて5年くらい経ってから振り返ることの大切さがわかったけどね(笑)でも「気づけた」のは大事だよね。

「やりがい」を見つけた出来事はありましたか?

うちは牧草と小麦だけ作っているから外からの声はあまり聞こえてこない。でも出荷先の会社が生産者のモチベーションを挙げてくれるような会議で、作物作り手製品作り手の交流会を企画してくれたことがあった。そこで自分の小麦の特性を活かしたコース料理みたいなモノを作ってくれて、自分の作ったものが「こんな風に外に出て製品になっているんだ」っていうのを見ることができて、嬉しかったよね。ただただ、小麦を作って粒代を売っている訳ではなくて、意味のある事をしている実感があった。「見えない物」が見えてくると責任も感じるようになるし、自分の「役割」を感じることが「やりがい」に繋がってくるんじゃない?

座右の銘は何でしょうか?

「努力」だね。

じいちゃんが上手な字で木板に書いて、玄関先に飾っていた言葉。「努力」って「してるなぁ」って思ったら疲れちゃうから、楽しみながらチャレンジすることで自然と「努力」になっていけばいいんじゃないかなって思うんだよね。

現在の日本は経済的には裕福な半面、時間に追われる毎日で、残念なことに「幸福度ランキング」は下降気味だ。
国民の「幸福度」が高いスウェーデンには「Fika」というコーヒーブレイクの時間がある。ちょっとしたお茶の時間で、自分の時間を充実させたり、仲間や家族とのつながりを深める。それは日々の生活に「ゆとり」を生み、心の栄養として「精神的な豊かさ」をもたらしてくれる。モノがあふれ、便利になり、多様な生き方を選択できるようになった今日。本当の「幸福感」はモノで埋められない。全ては自分の「心」の中にあり、「考え方」次第で感じ取ることが出来るものではないだろうか? そんな本来の「幸せ」に気づかせていただいたインタビューであった。

 

 

 

 

(有) PRO FARMERS YAMAZAKI

北海道石狩郡当別町

作物・作業
総面積:約62ha
小麦 (約42ha)、牧草(約20ha)

所有されている商品
マッセイ・ファーガソン社トラクター
クラース社自走式ハーベスター
クーン社パワーハロー

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